デリーで53人の子どもが救出
BBA(Bachpan Bachao Andolan:インドで児童労働問題に取り組む団体)が
10月4日デリーで53人の子どもを強制労働の現場から救出しました。
そして雇用者7人は逮捕されました。
BBAの担当者と警察は6カ所の革製品工場や衣料工場などに踏み込みました。
救出されたほとんどの子どもがビハール州やウッタル・プラデーシュ州から
人身売買で連れて来られました。
年齢は全員14才以下で7才の子もいました。
そこでは3カ月以上働いており、賃金は払われていませんでした。
中には1年以上も働いていた子がいましたが、
一週間の賃金は50-100ルピー(100円前後)でした。
中には、ここに連れて来る時に両親に1,500ルピー(約2千円)を払ったので
もう支払えないと言われた子どもたちもいました。
BBAはインド行動週間の間に173人の子どもを様々な産業から救出し
今後も法的手段をとりながら、人身売買や児童労働をなくして
いきたいと語ってくれました。