カカオ農業での児童労働(コートジボアール)

BBCニュースからコートジボアールでの児童労働についての記事を紹介します。
(要訳)

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最近の米政府の委託レポートでは西アフリカの児童労働は180万人以上は
いると考えられている。

子どもたちはこの画像にも写っているようなナタを持ち仕事をするので
このナタで傷を負い、農薬にさらされるなどいろいろな危険と向き合っている。

コートジボアールからのカカオの輸出は世界のカカオい市場のほぼ半分を占めている。

チョコレート産業は年間70億円の価値があると言われているが、コートジボアールの
市民の4割以上は貧困ライン以下の生活を強いられている。

国際社会からのプレッシャーでチョコレート企業は10年前に国際協約に
サインをし、早急に児童労働をやめさせ、地域への支援を行うとしたが、
いまだに目的は達成されていない。

地域住民たちもチョコレート企業は私たちと関わる義務がある、
道路、学校、病院、社会福祉センターなどの建設に協力してほしいと訴えてはいるが、
ある地域では150人が通える学校が建てられたが、まだ通えない子どもが400人いる。

昨年、再度協約にサインをした。
2020年までに、危険な状況で働く子どもの数を70%減らすという内容。

この目標が達成されたとしてもまだ30%の残された子どもたちが危険な状況の中
働かなければいけないことになる。

農薬散布の道具。農薬から守る道具や服などは
一切与えられない。