ジャック君の井戸
※世界で活躍する子どもたちの紹介です。(The original article)
皆さんはクリスマス・プレゼントをたくさんもらいましたか?
ジャックくんはもらいませんでした。
雄弁でカリスマ性のあるカナダ人の少年、ジャック・グレビーンくんは、
クリスマス・プレゼントをもらう代わりに、
フリー・ザ・チルドレン(FTC)が行っている「水と公衆衛生プロジェクト」
への募金活動に協力することにしたのです。
ジャック君は、12歳でFTCを創設したクレイグに感銘を受けました。
クレイグの話を知ってからというもの、ジャック君も
FTCに募金できる何かをしたいと思うようになりました。
以前から寄付をしてきたジャック君は、2年前にもガン研究のために
誕生日プレゼントをもらうのをやめたのですが、
今度は自分で募金活動を始めました。
「井戸」を作って、友人や家族がそこに贈り物を入れられるようにしたのです。
目標は5千ドル。これだけあればひとつのコミュニティ全体に
安全な水を提供できる井戸を造れるのです。
懸命な努力と寛大な友人や家族のおかげで、ジャック君はクリスマスの朝、
予想外の出来事に喜びました。なんと1万ドルも集まったのです。
井戸建設プロジェクト2つ分の資金です!
ジャック君は素晴らしいです。少年でも自分のコミュニティに刺激を
与えることができ、さらに他のコミュニティにいつまでも続く良い影響も
与えられることを再び証明したのですから。
(訳者:翻訳チーム 中丸玲子)