コニー2012(Kony2012)に関するFTC(カナダ)の見解

こんにちは、翻訳チームの浅田です。
コニー2012に関して、カナダが記事をアップしましたので紹介致します。

The original article)

みなさん、こんにちは。

先週あたりから、インビジブル・チルドレンのコニー2012キャンペーンが盛り上がっています。

戦争犯罪人を裁くことはもちろん大切ではあるのですが、本当に今大切なのは紛争で影響を受けた人々を持続可能な方法で支援をすることであると、専門家は声をあげています。

 
紛争や自然災害というものは短い期間、人々の心を振り向かせることはできます。しかし、私たちフリー・ザ・チルドレンは「村の自立を応援しよう」というモデル作りを通して、短期ではなく長期で、持続可能な開発を目指しています。フリー・ザ・チルドレンはシエラ・レオネで10年以上も活動してきています。そこでは3万人以上の子どもたちが少年兵になるために連れさられ、何万もの人たちが残虐な目に遭ってきているのです。しかし悲しい事に、国際社会はこの人たちの事を何年もの間忘れてしまっています。

この国のほとんどの学校、家、仕事などのインフラは反乱軍によって破壊されています。何年も前に戦争は終わっているのにまだまだこの国に必要なものはたくさんあります。私たちは「村の自立を応援しよう」というモデルを通し、学校を建て何百人もの子どもたちは教育を受けることができるようになりました。井戸を掘り、家畜を育てるプロジェクトも行っています。これらの地域が日常生活を送れるように活動をしています。

私たちは人々を助けるというのは一時的なチャリティ活動を行う事ではないと考えています。アフリカが必要としているのは持続可能な変化です。「村の自立を応援しよう」プログラムでは教育、衛生的な水、医療、収入向上の4つの柱を基本にしています。現地の人が自分たちで貧困、戦争から立ちあがり、生活を建てなおす事が重要だと考えているからです。

子どもが世界を変える団体として、様々な問題に関わる事はとてもいいことだと思っています。インビジブル・チルドレンのキャンペーンもうまく行く事を祈っています。今回の意識の向上が持続可能な開発につながればとてもうれしく思います。

フリー・ザ・チルドレン

参考:コニー2012
http://www.youtube.com/watch?v=m001LUsXUKU
http://www.youtube.com/watch?v=plTfqFYZfVg&feature=player_embedded