モンゴル:第92号学校図書室事業レポート!

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、モンゴルのバヤンズルフ地区の第92号学校のご協力のもと、図書室設置・運営事業を行っています。

>>これまでの事業の様子はこちら

2014年度の報告が現地スタッフより届きましたのでご報告させていただきます。

日本からは日本語の本115冊を全国各地の学校やメンバーから寄贈いただき、モンゴルへ送りました。

2014年4月から2015年3月で404人に読者カードを発行し、毎日約40冊の貸出があり、70人-80人の学生が図書館を使っています。1年間で16,973冊の本が読まれました。


↑第92号学校の生徒にはひとりひとり図書室のカードを持っており、
図書室の本を借りるときにはカードを見せて記録をつけているそうです。図書室には専従のスタッフがおり、記録や本の整理などを行っています。


↑これは授業の一環でクラスの皆で図書室に来ている様子です。
前にでて本を持っている男の子は、みんなに本を読んであげているそうです。


↑授業の調べ学習でも図書室を利用しているそうです。

また、図書室を利用している生徒さんから感想文が届きましたので共有させていただきます。

第92号学校7年生 ノムーンダリ

図書室ができるまでは、読みたい本がたくさんあっても全て買うことができず、たくさんの本を読むことができませんでした。
しかし、図書室ができたことでたくさんの本を読むことができるようになり、時間を有効に使えるようになりました。
本からたくさんのことを学んでいます。もっとたくさんの本を読んでみたいなと思います。
図書室のお姉さん、いつもありがとうございます。また、図書室を開いてくれてありがとうございました。

第92学校7年生 ブヤンデルゲル
図書館ができて本を読むようになったことで、本から学ぶことがたくさんあることに気づきました。
朗読も練習をたくさんしてできるようになりました。
自分たちで選んだ本をみんなの前で紹介することもあります。
たくさん本を読む場所をつくってくれてありがとうございます!

図書室開設に際しご支援・ご協力いただいたみなさま、誠にありがとうございます!

助成協力:公益信託 今井記念海外協力基金、日蓮宗 あんのん基金