ローワン・ブランチャードへのインタビュー

こんにちは、翻訳チームです!昨年の12月から先日から、

We Dayに出演したスピーカーのみなさんのインタビューを

ご紹介しています。

 

今日は、今月末、アメリカで最終回が放送されるドラマ「ガ

ール・ミーツ・ワールド」に主演している、ローワン・ブラ

ンチャードへのインタビューです(FTCJのブログには二度目

の登場!)

 

https://www.we.org/2016/08/19/off-stage-rowan-blanchard/

 

ローワンは、知的で、様々な問題に積極的に発言している

素晴らしい活動家です。(もちろん、ガール・ミーツ・ワールド

でもお馴染みですよね!)
ローワンがスピーカーとしてWe Dayに戻ってきてくれて、私

たちは本当に嬉しいです。今回も、フェミニズムやインター

ネットの問題、MeではなくWeとして生きることについてなど

、スピーチ前に話を聞くことができました!

 

ローワンと同じように問題意識を持っていて、その問題を解

決したいという想いを持っている女性はたくさんいると思いま

す。フェミニズムについてのあなたの問題提起に、私たちも感

銘を受けました。多くの女性があなたに賛同していることをど

う思いますか?

 

『素晴らしいことだと思います!女性の場合「権利の充実

を団結して主張なんかしてないで、おとなしく慎ましく暮ら

していなさい」なんて言われていた時期も、歴史としてあり

ました。そのような時期もあった中で、団結して、協力しあ

いながら、社会を変えるためにアクションを起こせる時代

になったというのは、素敵なことです!』

 

最近、あなたはネット上でとても話題になっていますね。ネッ

ト上のコメントには、好意的なモノもあれば、批判的、悪意の

あるようなモノもあると思います。あなたの言動が、様々なイ

ンパクトをもたらしているということについて、どう思っていますか?
『とても嬉しいです。ネット上では、私が尊敬している人たち

の素晴らしい考えを知ることができます。その中には、感動

的なモノもあります。もしも、私もネット上でそんなつながりを

持てているとしたら、とても嬉しいです。私にも、私に生きてい

く上でのヒントをくれた大勢のアイドルがいます。私も、他の人

たちにそのような影響を与えることができているとしたら、嬉し

いですし、身に余る光栄でもありますね。ネット上で様々な情

報が見られるのは、とても良いことだと思っています。その情

報を多くの人に届けることがネットならできますから。ネット上

の空間というのは、現代の女性にとって、安心して、自分の考

えや意見を表明できる場となっているのではないでしょうか?』

 

素晴らしい考えですね!ネット上の空間は、よりよい場所に

なっていると思いますか?
『実は、そう言い切れる訳でもないなと思っています。炎上と

か、批判がくるとかの問題もありますし。ネット上は、女性に

とって安全な場所であると同時に、搾取の対象になっている

場でもあると思います。自由に意見を言い合ってる中で、聞

くに耐えないような酷いことも書かれていたり..ネット上には、

意見を制限するシステムがありませんからね。自由に意見を

言えるというのは、ネットの素晴らしい所でもありますが、その

システム故に、女の子たちを傷つけてしまうということもありま

す。私は、ネットを、女性を、傷つけるモノではなく、女性が安

全に使えるモノにしていきたいと思っています。』

 

ネット上で意見を言いたいけど、炎上するのが怖くて意見

を言えないという女の子たちに、どんなアドバイスがありま

すか?想いや意見を届ける、良い方法は何でしょうか?

 

『それは私も知りたいぐらいですよ!こういう問題

について、明確な答えがあるのかどうかは分かり

ません。というのも、いろいろなパターンがあるよ

うに思うんです。例えば、あなたの写真をSNSに

アップして、15人がコメントしたとします。その内、

1人が、「うわー、気持ち悪い」とコメントしています

。他の14人はあなたを褒めていても、ずーと、気に

なっちゃうのはそのたった1人のコメントですよね。。

 

無視するのも、対処方としては良いかもしれないと最近思う

ようになりました。そもそも、誰か特定の人に好き勝手に意

見を言って、誰かを服従させることができるような立場にあ

る人なんて、誰もいないんです。失礼な質問に答えたり、そ

ういうコメントに対応しなきゃいけない義務を負っている人も

、誰もいないと思います。自分の投稿に落ち度がないと思う

のであれば、中傷は無視して、成り行きに任せてみるのもあ

りだと思いますね』

 

とても、力強い発言だと思いました。最後に、ローワンにと

っての「Me to We」教えて下さい。

 

『We、つまり「私たち」という意識を持ってみんなで共に生き

ていこうという意識を持つことだと思います。そして、他の人

たちにある違いを受け入れて、その違いも認め合って生きて

いくということだと思います。逆に、その違いによって縛られた

り、バラバラになってしまうようなことがないように、知恵を絞っ

ていくということでもあると思います。』

 

おまけ
ローワンへの一年前のインタビュー

ディズニードラマ「ガール・ミーツ・ワールド」主演のローワン・ブランチャード:We Day、フェミニズムを語る

 

※フリー・ザ・チルドレンでは、We Day のようなイベントでチ

ェンジメーカーの若者たちを育成したり、世界各国で実際に

支援事業を行っています。現在、フリー・ザ・チルドレン・ジャ

パンでも、フィリピンの盲学校の屋根修理とスクールバスバ

ス購入プロジェクトのクラウドファンディングを行っています。

より良い変化を起こすために、是非ご支援やご協力をお願い

します!
https://readyfor.jp/projects/ftcj_phspd

 

ローワン・ブランチャード